我が家でボロボロになるほど読み倒している「本気のおすすめ絵本」をお知らせするシリーズ。
パパ
かわいいワケではないけれど、頭から離れない不思議な魅力があるんだよな
「かばんうりのガラゴ」
島田ゆか
すごくコアなファンが、たくさんいるのではないかと思います。
ちょっと奇妙で、でもどこか憎めないキャラクター。すごく「かわいい」というわけではありません。
この本の主人公の「ガラゴ」は、目が赤いし、靴は片方ずつバラバラだし、出てくるカバンもちょっと変だし・・・でもどこか引き付けられるんです。
島田ゆかさんの作品には、多くの登場人物が、別の作品の背景に登場します。ちょっとしたカメオ出演(ゲストが短い時間だけ映画などに登場すること)のような状態。
その繰り返しで、登場人物がだんだん身近に感じられるのかもしれません。
ちょっと中毒性のあるキャラクター。読めば読むほど引き付けられる。
読み続けると、愉快なガラゴが、後ろから顔を出すかもしれません。
MEMO
作者の島田ゆかさんはカナダ、オンタリオ州在住。苦手な食べ物はマシュマロだそうです。
公式ホームページがあります http://www.bamkero.com/
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