我が家でボロボロになるほど読み倒している「本気のおすすめ絵本」をお知らせするシリーズ。
パパ
「おしいれのぼうけん」
さく ふるたたるひ たばたせいいち
1874年発行の絵本。こちらは1980年代から家にあったものですが、昭和、平成を超えて、令和の子供たちの手元で愛されています。我が家では幼稚園児と小学1年生の子供たちの「読んで読んで!ランキング」1位に輝いています。
どんなお話?
「ここは さくらほいくえんです」「ほいくえんには こわいものが ふたつ あります」という書き出しで始まる絵本。
身近な保育園が舞台。
そして誰もが気になる「こわいもの」が1ページ目から登場。
この書き出しだけで子供たちは釘付けです。
こわいものって・・・
こわいのもののひとつが「ねずみばあさん」。
そしてもうひとつが「おしいれ」。
なんとなく予想がつくような・・・ということで、奇想天外なストーリーが始まるわけではないです。でもすごく雰囲気があるんですよね。
最近の子供って、押し入れに入れられることなんて、ほとんどないと思うのですが、やっぱりどこかに入れられたり閉じ込められたりっていう恐怖感は時代を超えるんでしょうね。
そしてねずみばあさんは、ユーモラスさを見せつつも、ちょっとこわいキャラクター。ねずみたちを手下に大暴れ。魅力的なキャラクターです。
あたたかみのある絵
絵は、鉛筆で書かれているのでしょうか。あたたかみのあるやさしい絵です。おどろおどろしくもなく、ポップでもなく、日常をほんわりと描くには、この鉛筆画がしっくりきている気がします。こういうシンプルな絵本も、最近は、あんまり見ない気がします。(こういうモノクロの絵本は昔も珍しかったかもしれません)
唯一の欠点は・・・
書き出しから引っ張られ、登場人物も魅力的。最後まで一気に読ませる絵本ですが・・・
パパ
昔の絵本に、特にありがちですが、ちょっと文章量が多いんですね。でも会話のやりとりがしっかりしているので、あまり読み飛ばせません。盛り上がるところもしっかりあるので、読み聞かせをすると毎回、ぐったりです(笑)
子供たちの身近なものへの見方が変わりそうな、想像力を掻き立てる絵本。現代でもおすすめです。
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